よくある質問

  • 1. この制度の対象はURAだけなのでしょうか?
  • このURAスキル認定制度においては,所属機関や部署,職名で認定対象を限定するのではなく,その人がどういう業務に従事しているか,という視点で認定対象であるかどうかを判断します。その具体的案業務として,URA人材の定義があります。所属等を問わず,申請者がその業務に従事していると考えいれば,どのような職,身分であっても認定対象となります。逆に,URAという職名であっても,URA人材に書かれている業務に従事していないのであれば,認定の対象とはなりません(評価できません)。
  • 2. URAを名乗るにはこの認定を受ける必要はあるのでしょうか?将来その可能性はありますか? 
  • この認定はあくまでURAスキル認定機構が行うスキル認定であり,認定の有無がURAの呼称使用を制限することはありません。また,国家資格ではありませんので,名称独占の対象にはなりません。
  • 3. 認定制度が開始されると,認定を持っていないとURAとして就職できなくなるのですか?
  • この制度はあくまでその人が認定URAあるいは認定専門URAの人材像で示すスキルを有しているという能力認定です,したがって,認定の有無がURAとしての就職を一義的に制約することはありません。ただし,採用する側が認定の有無を判断材料とすることは可能性としてはあり得ます。
  • 4. 認定者の氏名を公表するのはなぜですか?
  • 認定者の氏名を公表する理由として次の2つを考えています。
    ・認定のレベル感が周りの人にわかり,認定を申請しようと考えている人自身が申請できるレベルにあるかの判断の参考にできる
    ・認定制度に対する透明性が高まる
  • 5. 2021年度はどうしてFundamentalレベル,Coreレベル,認定URAが同時実施なのですか?
  • 令和3年科学技術人材育成費補助金「リサーチ・アドミニストレーター等のマネジメント人材に係る質保証制度の実施」においてFundamentalレベル,Coreレベル,認定URAの本格実施が求められているためです。
  • 6. 2022年度以降のスケジュールを知りたいのですが
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  • 1年を前期後期にわけて,Fundamentalレベル,Coreレベル,認定URAの審査まで順番に取り組むことができる実施スケジュールとしています。最短,半年で認定URAを取得することができます。Advancedレベル,認定専門URAについてのスケジュールは今後の検討課題です。
  • 7. 研修と認定の年間スケジュールはどうなりますか?
  • 2021年度は変則的な運用でしたが,2022年度からは通常の実施スケジュールを予定しています。大まかなスケジュールを図で示します。具体的な日時はそれぞれの実施要項で確認してください。実施要項の公表についてはURAスキル認定機構のwebサイトで行います。当面は併せて文部科学省や関連団体を通じた周知を行う予定にしています。
  • 8. R2年度試行時の受講者への対応はどうなりますか?
  • R2年度事業における研修の試行にご協力いただいた皆様への対応については本事業の研修WG及び審査WGで検討しました。試行の結果の取り扱いについては実施要項に詳細を示していますのでご確認下さい。
  • 9. 研修・認定それぞれの費用はいくらでしょうか? 
  • 現時点では,Fundamnetalレベル,Coreレベルの研修の受講料はいずれもそれぞれ30,000円(税込),また認定URAの受審料は30,000円(税込)です。ただし、将来的に変更される可能性はあります。
  • 10. 講師・審査員の選定方法は?審査員の任期は何年か?
  • 講師及び審査員は,それぞれ研修委員会,認定委員会で選定基準等を検討し事業運営会議の承認を得て進める予定です。基準等が承認された後は,研修委員会と認定委員会が基準に基づき講師候候補者,審査員候補者を選定し,承諾を得られた人に依頼することになります。審査員の任期は3年とし,1/3ずつ入れ替わっていくことを想定しています。
  • 11. 今後, 海外のURA組織でも認められる資格になる可能性はあるか? 
  • 2021年の時点で本認定が海外のURA組織でも認められる資格として利用される可能性はありません。また、今後もしばらくはそのような可能性はありません。海外のURA組織でもそれぞれ認定制度を運用しており,対象とする当該国で認められるURAの認定制度を利用することをお勧めします。
  • 12. 結果は本人のみに通知ですか?所属機関にも通知されることはあるのでしょうか? 
  • 研修の修了判定結果や認定の判定結果はご本人のみに開示されます。機構から第三者へ開示することは一切ありません。ただし,認定者については機構のwebサイトで氏名を公表することとしています。
  • 13. 業務機会は所属する機関によって相当異なります。その結果として経験や実績に大きな差が出ると考えられますが、こうした差は考慮されるのでしょうか?
  • この制度では,大学等の特性等に左右されず,申請者個人の能力を適切に評価することを目指しています。各人の環境において,本認定制度におけるURA人材の定義である「大学等組織全体を俯瞰しながら,学術的専門性を理解しつつ,自身の業務に関する専門性とセクターに偏らない能力を駆使して,多様な研究活動とそれを中心に派生する様々な業務に積極的かつ創造性をもって関わり,研究者あるいは研究グループの研究活動を活性化させ,組織全体の機能強化を支える人材」としてどのような役割を果たしているのかを評価します。
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