制度
- 「認定URA」であることの各種記載について
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認定URAとして認定されたことについては,名刺や履歴書等に記載いただけます。
記載にあたっては,「認定URA」あるいは「認定リサーチ・アドミニストレーター」としてください。2022/11/2掲載
- URA業務の内容にはどのようなものを含むのでしょうか。
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URA業務は多岐に渡り,厳密に定義することができません。URAスキル認定制度では、URA業務を広く捉えることとし,各人の業務がURA業務と考えられるか否かについては,当事者と周りの関係者の判断を尊重することとしています。
2022.7.28掲載
- 旧姓を使用できますか?
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業務等で旧姓使用をされている方がお申し込みされる場合は、ご自身の判断で旧姓か戸籍上の氏名をお選びください。結果を利用される際に活用しやすい方をお選びください。
- 制度の対象はURAだけなのでしょうか?
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このURAスキル認定制度においては、所属機関や部署、職名で認定対象を限定するのではなく、その人がどういう業務に従事しているか、という視点で認定対象であるかどうかを判断します。その業務範囲はURA人材の定義に当てはまると考えられるものです。所属等を問わず、申請者がそのような業務に従事していれば、どのような職、身分であっても認定対象となります。逆に、URAという職名であっても、URA人材に書かれている業務に従事していないのであれば、認定の対象とはなりません(評価できません)。
- 教材作成等に関わりましたが、この制度を利用することはできますか?
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本制度の実施に係る教材作成等にご協力いただいた皆様への対応は検討中です。対応が決まり次第ご案内しますので受講はしばらくお待ちください。
- 更新時は再度研修科目を全て履修する必要があるのか?
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更新の具体的な方法については現在検討中です。
- 更新について教えてください。
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認定期間は5年間で、認定の更新の手続き等については現在検討中です。
- 所属機関が数名分の受講料をまとめて支払うことは可能ですか?
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個人でのお申し込みのみの対応とさせていただいております。将来的にも纏めてのお支払いに対応する予定はありません。
- 地方大学などでは、 旧帝大のように「〇億のプロジェクト」といった大きい成果が見込めない。所属機関の規模・レベルによるハンデはどのように扱われるのでしょうか?
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審査においては、獲得した外部資金の総額がいくら以上で合格、といったような評価はしません。所属機関の規模等を排除したURA人材の定義、認定レベルごとの人材像とそれらに基づく評価項目に基づき審査されます。したがって、「大学等組織全体を俯瞰しながら、学術的専門性を理解しつつ、自身の業務に関する専門性とセクターに偏らない能力を駆使して、多様な研究活動とそれを中心に派生する様々な業務に積極的かつ創造性をもって関わり、研究者あるいは研究グループの研究活動を活性化させ、組織全体の機能強化を支える人材」として、どのような位置付けでどのような役割を果たしているのかをアピールすることが大切です。
- 業務機会と内容は所属する機関によって相当異なります。その結果として経験や実績に大きな差が出ると考えられますがこうした際をどう考慮するのでしょうか?
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この制度では、大学等の特性等に左右されず、申請者個人の能力を適切に評価することを目指しています。各人の環境において、本認定制度におけるURA人材の定義である「大学等組織全体を俯瞰しながら、学術的専門性を理解しつつ、自身の業務に関する専門性とセクターに偏らない能力を駆使して、多様な研究活動とそれを中心に派生する様々な業務に積極的かつ創造性をもって関わり、研究者あるいは研究グループの研究活動を活性化させ、組織全体の機能強化を支える人材」としてどのような役割を果たしているのかを評価します。
- 結果は本人のみに通知ですか?所属機関にも通知されることはあるのでしょうか?
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研修の修了結果や認定の判定結果はご本人のみに通知されます。機構から第三者へ開示することは一切ありません。ただし、認定者については機構のwebサイトで氏名を公表することとしています。
- 今後、 海外のURA組織でも認められる資格になる可能性はあるか?
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2021年の時点で本認定が海外のURA組織でも認められる資格として利用される可能性はありません。今後もしばらくはそのような可能性はありません。海外でもそれぞれ認定制度を運用しており、それらの内容は国・地域ごとに異なっています。したがって、互換性あるいは相互認証制につなげることは現時点ではありません。
- 講師・審査員の選定方法は?審査員の任期は何年か?
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講師及び審査員の選定は、それぞれ研修委員会、認定委員会で選定基準等を検討し事業運営会議の承認を得て進める予定です。基準等が承認された後は、研修委員会と認定委員会が基準に基づき講師候補者、審査員候補者を選定し、承諾を得られた人に依頼することになります。審査員の任期は3年とし、1/3ずつ入れ替わっていくことを想定しています。
- 研修・認定それぞれの費用はいくらでしょうか?
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2023年度までは、Fundamentalレベル、Coreレベルの研修の受講料はいずれもそれぞれ30,000円(税込)、また認定URAの受審料は30,000円(税込)でした。費用は、将来的に変更する可能性はあります。
なお、研修(Fundamental、Coreレベル)については、2024年度から無償化されました。(2024.9.17更新)
- R2年度試行時の研修受講者への対応はどうなりますか?
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R2年度事業における研修の試行にご協力いただいた皆様への対応については本事業の協力団体の代表者からなる会議で検討しました。試行の結果の取り扱いについては実施要項に詳細を示していますのでご確認下さい。
- 研修と認定の年間スケジュールはどうなりますか?
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2021年度は変則的な運用でしたが、2022年度からは通常の実施スケジュールを予定しています。大まかなスケジュールを図で示します。前期と後期にそれぞれFundametnalレベル,Coreレベルの研修と認定URAの審査を行う予定です。具体的な日程はそれぞれの実施要項で確認してください。実施要項の公表についてはURAスキル認定機構のwebサイトで行います。
- 2022年度以降のスケジュールを知りたいのですが
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4月から3月の1年を前期後期にわけて、一つの期内でFundamentalレベル研修、Coreレベル研修、認定URAの認定審査まで順番に取り組むことができる実施スケジュールとしています。最短では、半年で認定URAを取得することができます。Advancedレベル研修、認定専門URAの審査についてのスケジュールは検討中です。
- 2021年度はどうしてFundamentalレベル研修、Coreレベル研修、認定URAの認定審査が同時実施なのですか?
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令和3年科学技術人材育成費補助金「リサーチ・アドミニストレーター等のマネジメント人材に係る質保証制度の実施」においてFundamentalレベル研修、Coreレベル研修、認定URAの認定審査の年度内の本格実施が求められているためです。
- 認定者の氏名を公表するのはなぜですか?
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認定者の氏名を公表する理由として次の3つが考えられます。
- 認定のレベル感が周りの人にわかり、認定を申請しようと考えている人自身が申請できるレベルであるかの判断の参考にできる
- 当該URAが認定されていることが、所属機関等から見える
- 認定制度に対する透明性が高まる
- 認定制度が開始されると、認定を持っていないとURAとして就職できなくなるのですか?
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この制度はあくまでその人が認定URAあるいは認定専門URAの人材像で示すスキルを有しているという能力認定です。したがって、認定の有無がURAとしての就職を一義的に制約することはありません。ただし、採用する側が認定の有無を判断材料とすることは可能性としてはあり得ます。